「人見知りは趣味系の婚活パーティーに行くべき」は間違い!本当に向いているのは?
「自分は人見知りだから、婚活パーティーなんて怖くて行けない」
「婚活パーティーに参加したところで、人見知りな自分がうまくいくとは思えない」
こうした悩みを持たれている人は、とても多いです。
今回は、人見知りな人でも参加しやすい婚活パーティーの種類や、苦手としやすい自己紹介や会話のコツについて、大阪の婚活パーティーの老舗である、当社『関西ブライダル』の見解をまとめてみました。
人見知りでも参加しやすい、婚活パーティーの種類とは?
婚活パーティーには、実に多くの種類・テーマがあります。
人見知りな人が初めて婚活パーティーに行くなら、人見知りな性格でも参加しやすいテーマの婚活パーティーを選ぶとラク……なのですが、あまり“守り”が過ぎると、勇気を出して婚活を始めた甲斐がないかもしれません。
では一体、人見知りな人は、どんな種類・テーマの婚活パーティーを選ぶのがよいのか、以下で考えてみたいと思います。
対「多数」の時間しかない婚活パーティーは、人見知りには不向き
人見知りな人にとっておそらく1番負担なのは、すでに出来上がっている輪(=グループ)に、自らが入りにいくことだと思います。
立食パーティーのような、対「多数」の時間がずっと続く婚活パーティーでは、一足先に盛り上がったグループに混ぜてもらう必要が何度もあって、人見知りな人にとっては重荷かも……。
- たくさん人がいる所では隅っこのほうで1人で過ごしがち
⇓ - 誰かと1対1になった時は、仕方がないので頑張って話す
⇓ - 意外とそつなく、その場を乗り切れる
普段の生活で、上記のような状況になることが多くありませんか?
「確かに!」という人は、「婚活パーティーでも同じような過ごしにくさを感じるかも……」と想定して、対「多数」の時間が長い婚活パーティーは避けたほうが無難なのかもしれません。
個室パーティーなど1対1で話ができる婚活パーティーが、人見知りに向いている
対「多数」の婚活パーティーでは、人見知りな人が話の輪から外れがちなことを、先述しました。
逆に言えば、個室パーティーなどの1対1で相手と話ができる婚活パーティーであれば、ゆっくりでもつたなくても“とにかく会話はできる”ため、人見知りが致命的になることはありません。
「1対1であっても、初対面の異性と会話なんて無理!」という人は、後述する自己紹介や会話のコツを参考にしてみてください。
趣味性の強い婚活パーティーは「没頭しすぎ」のリスクあり
人見知りな人にとって参加のハードルが低いのは、自分と同じ趣味の人たちだけが集まる婚活パーティーや、黙っていても自分の得意なことがアピールできる婚活パーティーですよね。
- アニメ好きが集まる婚活パーティーならOK、私もアニメ好きだし……
- ボルダリングパーティーなら、壁を登るっていう目標があるからまだマシかな……
- BBQ婚活パーティーで、料理上手をアピールしよう……
確かに、すべて作戦としては理にかなっています。
しかし注意したいのは、婚活パーティーのテーマ自体が自分に馴染みすぎるあまり、肝心の異性とのコミュニケーションがおろそかになってしまうかもしれない点です。
趣味の話ばかりでオフ会のようになってしまったり、いいところを見せようとテーマ(料理やスポーツなど)に没頭して異性と話す時間がなくなったりすれば、せっかく婚活パーティーに申し込んだ甲斐がありません。
「人見知りな自分が、安心できる環境で婚活をしたい」という気持ちは分からなくもないのですが、本気で結婚相手を探すためなら、あえて自分の趣味嗜好にこだわらない決断をしてもよいでしょう。
人見知りが婚活パーティーで自己紹介する時の工夫
「婚活パーティー当日、人見知りな自分はどう振舞えばいいのか?」も、悩みどころですよね。
まずは、自己紹介・自己PRのコツについて、お話します。
- 絵が得意な人はプロフィールカードにイラストを添えてみる
- 「人見知り」であることの伝え方に注意
【1】絵が得意な人はプロフィールカードにイラストを添えてみる
絵が得意な人は、婚活パーティーの会場で身に着けるプロフィールカードに、自分の好きなキャラクターや動物など、ちょっとしたイラストを添えるといいかもしれません。
単純に見た人が覚えやすいですし、「そのキャラクター好きなんですか?」「絵が上手ですね!」など、自分に話を振ってもらえることが多いからです。
【2】「人見知り」であることの伝え方に注意
そもそも、1対1でゆっくり話をする時間が設けられている婚活パーティーの場合、自己紹介・自己PRで無理してたくさん自分のことを喋る必要はないでしょう。
このタイミングで、人見知りな性格であることを先に打ち明けてしまうかどうかも、個人の自由の範囲ですが、“伝え方”には注意。
「人見知りなんです!」と、周りを突き離すような伝え方はNG。人見知りというより、人嫌いという印象を与えかねないからです。
「人と関わりたくないなら、なぜ婚活パーティーに来たの?」とマイナスイメージを持たれてしまう可能性すらあります。
「人見知りな性格なのですが、人の話を聞くのは好きです」と、人見知りでも人と関わりたい前向きな気持ちを伝えたり、人見知りという言葉をあえて使わず「人からは控えめな性格と言われることが多い」とか、「口下手なところがあるのですが……」などと、別の言い方で自分の性格を表現してみましょう。
人見知りが婚活パーティーの会話にのぞむ前に知っておきたいコト
人見知りな人にとって、婚活パーティー当日における最大の難関は、「会話」です。
会話しやすい環境の婚活パーティーを選んでいるとしても、不安な気持ちが完全に拭えることはないでしょう。
以下はそんな人見知りさんでも、婚活パーティー中の会話をうまく運べるよう、「これだけは知っておいて損なし!」というポイントを、いくつか紹介します。
喋れないはずが喋り過ぎてしまう!?ことに注意
人見知りな人の中には、普段あまり初対面の人と話をしないせいか、自分の好きな話題や趣味の話になった途端、堰を切ったようにワーッと喋ってしまう人がいます。
質問を挟む余地がないくらい勢いよく喋り過ぎてしまうのは、男性・女性問わず、よくありません。
「喋り過ぎた!」と気付いたら、「自分の話ばかりしちゃってスミマセン。○○さんの趣味は~~なんですね。どんなことをするんですか?」と、軌道修正してくれる冷静な“もう1人の自分”を、心のかたわらに置いておきたいところです。
「人見知りは気にしないけど、愛想がないのはちょっと……」と思う人が多い
人見知りはマイナーな性格ではないため、婚活パーティーに来ている人の中で、相手が人見知りかどうかを気にしている人は、実際のところほとんどいないと思います。
しかし、人見知り・口下手といった性格を「全然気にしないよ」という人でも、「愛想がないのはちょっとショック……」という人は、一定数いることを理解しておかなくてはいけません。
「1対1で話していても一切目が合わない」、「ずっと無表情」といった態度は、心のうちはそうでなくても、お相手に「自分と話していてつまらないんだろうな」「この話、興味ないんだろうな」と誤解されてしまう可能性があるので、意識してそれだけは避けるようにしましょう。
1つの話題を掘り下げることが、会話を楽しく続かせるコツ
会話に慣れていない人見知りの人は、「仕事は?」「趣味は?」「休日は何をしているんですか?」と、次々に質問をしてしまいがちで、会話というよりは浅いインタビューのようになってしまうことがあります。
“もっと会話らしい会話にする”ためには、1つの話題を掘り下げることがポイントです。
【 「カレーが好きなんです」という話題を掘り下げてみよう 】
たとえば、「カレーが好きなんです」と相手が言ったとしましょう。
ここでは「なるほど、じゃあ嫌いな食べ物は?」と返すのではなく、「なるほど、チキンカレーですか?ビーフカレーですか?」とか、「甘口ですか?辛口ですか?」などと返してみるのがオススメです。
仮に後者の返しで、「辛口ですね。辛い食べ物が好きなので」と相手が言ったなら、それをさらに「私も辛いのが好きなんです、ビビンバとか~~……」という切り口から、掘り下げ続けることができます。
結局、何を聞いたのか分からない浅く・広い会話よりも、1つの話題から少しずつ別の話題へ移る深く・狭い話題のほうがお互いに楽しく、印象にも残りやすいです。
まとめ
以上、人見知りな性格の人に向けた、参加する婚活パーティーの選び方や、自己紹介・会話のポイントについて、まとめました。
「人見知りだから婚活パーティーで相手にされない」ということは、絶対にありません。
1人1人と落ち着いてコミュニケーションを取ることができる、婚活パーティーにまずは参加して、少しずつでも“場慣れ”していくのが、いいと思います。
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